インターホンをカメラ付きに簡単にできないかな?
テレビモニターがあると部屋に居ても玄関まで行かずに、来客のようすが見られて安心ですね。
インターホンの配線の仕組みは、詳しくないと何がどうなっているのか良くわからないし、工事を頼むのも面倒だからと思っていませんか?
インターホンは、玄関に子機を取り付けて、室内に親機を設置するようになています。
戸建て住宅の場合は、配線が玄関先まで土の中に埋められていたり、マンションであれば、壁の中を配線が通してあったりと大部分は、簡単に目に触れない状態です。
それでも近頃は、配線工事をしなくても良いタイプのインターホンが販売されているため「すぐにでも取り付けたい」「工事費用をおさえてたい」と思っている方に、自分で取り付けられるインターホンを紹介してききます。
インターホンは配線工事が必要なの?
まずはじめに、インターホンなど電気の配線は、電源をどこから取っているか?によって配線工事が必要な場合と、必要でない場合があります。
自宅のインターホンの親機(室内に取り付けている方)の電源が、コンセントタイプなのか?
それとも、電源なんて見えないよ、壁の中かもしれない?となっているのでしょうか?
さて、インターホンの電源が、どこからきているかわからない場合は、ほとんどが直電源式になります。直電源式は、電気の配線工事が必要なタイプのインターホンです。
反対にコンセントがあるという場合は、自分で抜き差しできるため、同じコンセントタイプのインターホンに取り替えるのも簡単にできます。また、室内親機が乾電池式になっているタイプも配線工事が不要の機種です。
では、配線工事が必要なタイプは、自分で交換できないのかというと、基本的に「電気工事士」の資格を持っていない人が、直電源式の配線を触ることは法律で禁じられています。
そのため、カメラ付きのインターホンに交換する場合に、同じ配線経路で取り付けるとなれば、電気屋さんに工事の依頼をしましょう。もし、新しいインターホンは、配線工事をしないタイプにしても良いかも?と考えるなら、自分で取り付けてみる方法もあります。
ワイヤレスインターホンを自分で取り付ける
配線工事が不要のインターホンは、ワイヤレスインターホンとして人気があります。
今までチャイムが鳴るだけや、音声通話だけのインターホンだったら、防犯性の高いモニター付きのインターホンに替えることで、外出中に訪問した来客の顔を確かめられます。機種によっては、スマーホフォンで外出先から対応も可能になっており、利便性が高いところが魅力ですね。
ところで、配線工事をしなくて大丈夫なインターホンの仕組みを理解してから検討してみるようにしましょう。
複雑な配線が繋がっていない仕様のインターホンとは、室内親機の電源は、電源アダプタに据え置きで充電して部屋中に持ち運びが自由になっています。そのためコンセントがあれば設置可能です。そして、玄関子機は乾電池式になっているため、配線を気にせず取り付け枠をビスで留めつけるだけで設置完了します。
現在、既存のインターホンも電源が、コンセントや乾電池なら、配線不要のワイヤレスインターホンを購入して、自分で取り付けるだけです。
パナソニックのテレビドアホン
私も自宅で取り付けて便利に使用している、モニター付きのワイヤレスインターホンは、パナソニックの製品です。
もちろん他のメーカーでも販売されており、インターホンで有名な「アイホン」もあります。
パナソニックなら、ネットで安く購入しやすいこともあり、自宅で機種をじっくり選んで検討してみやすいことからも、個人的におすすめしたくなりますね。
同じパナソニックのインターホンでも、配線工事を必要と機種もあり、配線工事が不要の機種よりも多機能になっています。メーカーサイトで比較して希望にあった製品を探してみると良いでしょう。ここでは、自分で簡単に取り付けられるインターホンを紹介しています。
ワイヤレステレビドアホン (モニター機+玄関子機)VL-SGD10L
パナソニックのワイヤレスインターホンのなかで、もっともシンプルで価格もおさえた機種が「ワイヤレステレビドアホン (モニター機+玄関子機)VL-SGD10L」です。
室内親機のモニター画面サイズは「約2.7型」で、ほどよい大きさとなり、人の顔も充分判断できる大きさです。
録画機能(静止画)を搭載しており、留守中に来た訪問者を確かめられる仕様になっています。
室内親機の待機時間は約50時間もあるため、自分が居る場所に持って移動できる便利さが特徴ですね。
ワイヤレス電波は、100mとなっており一般的な家庭の戸建て住宅なら3階建でも電波が、途切れることもなく利用できます。それでも、建物の構造的に電波は弱いと感じる場合には、中継アンテナも別途販売されています。
ワイヤレステレビドアホン(モニター機+玄関子機)VL-SGZ30
次に紹介するインターホン「ワイヤレステレビドアホン(モニター機+玄関子機)VL-SGZ30」は、室内親機のモニター画面がワイドになり「約3.5型」と大きくなっている機種です。
玄関子機のカメラが「広角レンズ搭載」のため、より広い範囲で玄関周りをモニターに映し出されるため、防犯性に優れた「VL-SGD10L」の後継機種になります。
モニター画面が大きいこと、別売りのホームユニットを利用してスマートホン対応になるという違いがあります。
ワイヤレステレビドアホン(モニター機+玄関子機+ホームユニット)VL-SGZ30K
最後に紹介する「ワイヤレステレビドアホン(モニター機+玄関子機+ホームユニット)VL-SGZ30K」は、先に紹介した「VL-SGZ30」を進化させた機種です。
ホームユニットを利用することで、インターネット接続が可能になり、専用のアプリをインストールしてスマートホンを利用すれば、外出先でも来客と応対もできます。外出が多く留守をしがちな方には、スマートホン対応の「VL-SGZ30K」をはじめから選んでも良いでしょう。
防犯性に適したモニター付きワイヤレスインターホン
玄関先まで行かなくても、部屋中どこに居ても来客の姿がモニター画面に映す出される、ワイヤレスインターホンは、防犯性が高まり安心感がありますね。
しかも、配線工事不要のワイヤレスインターホンなら、玄関子機の取り付けさえクリアできれば、簡単に交換でき余計な、工事費用もかからず取り付け完了できます。
より、多機能な「タッチパネル対応」「2世帯対応」「SDカード録画(動画)」などを求めるなら、配線工事を必要とする機種を選ぶことになりますが、簡易的で手頃な機種で充分と考えるなら、自分で取り付けられるワイヤレスインターホンを試してみると良いのではないでしょうか?