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基本のシンプル食パンの作り方|バターを使わないヘルシーなココナッツオイルの食パンレシピ

パン好きなら自宅で食パンを焼くことにも興味を持っていることでしょう。

はじめは、ホームベーカリーを使っていても、次第にオーブンで焼いたほうが美味しいことに気づくはずです。

パン作りは、発酵と焼きという簡単な工程なだけに、焼成の環境や食パンなら専用の型にもこだわることで、ホームベーカリーより完成度の高い食パンが、自宅で食べれるようになります。

材料も普段は低カロリーのヘルシーな食パンをメインにして、たまに贅沢なホテル食パンのような材料にしてみるなど、手作り食パンには魅力がたっぷりありますね。

 

食パンの作の道具

食パン作りには、なんといっても専用の食パン型が必要です。

1斤用の正方形の型が、家庭用のオーブンにはちょうど良い大きさになりますが、1.5斤や2斤でも食べる量にあわせて揃えてみると良いでしょう。

同じ1斤用といっても長方形の型もあり、正方形のほうが市販の食パンの大きさなので使いやすくなります。

素材は、アルタイトやアルスター製と言われているがベストで、スチール素材にアルミをメッキ加工した一般的な食パン型です。アルミの熱伝導率の良さに加えて錆びにくさと丈夫さで長く使用するほど使いやすくなる型としてプロも愛用しています。

私は「cuoca×CHIYODA」を使っていますが、もう販売されいないのでおすすめできなのが残念・・・

型は、初めて使う前にオイルと塗って空焼きが必要です。

 

空焼き方法

  1. 本体と蓋を別々にして、150℃のオーブンに型を入れ20分焼きます。
  2. 熱いうちに付着している鉱油などを乾いたタオルで取り、オイルを薄く型の内側に塗り込みます。
  3. 240℃のオーブンで15分以上焼けば、空焼きの完了です。

 

テフロン加工やシリコン加工の型を使う場合は空焼きをしなくても良いのですが、アルタイト製は空焼きをしないと生地がくっついて困ります。

パン生地を捏ねる道具は、ホームベカリーやフードブロセッサーを使うと簡単です。

手ごねは、時間の余裕があって力仕事に自信のある方には向いていますが、結構大変なので、私はモーターのパワーが優れているクイジナートのフードプロセッサーを愛用です。

 

食パンの作り方

今回は、食パン1斤をココナッツオイルを使用して作るヘルシーなレシピです。

素朴だけど飽きのこない毎日たべられる食パンは、カロリーに気をつけたいと思っています。

今回は、初心者でも作りやすいようにも扱いやすいパン用強力粉「スーパーカメリヤ」を使っています。

国産のパン用強力粉の「はるゆたか」や「春よ恋」などにするとしっとり柔らかな食パンになるのですが、水分量の調整をしながらチャレンジが必要です。

使用する強力粉の種類によって、水分量は150cc〜180ccくらいの間で調整してくので、強力粉の種類との相性や湿度とオーブンの関係から、経験が大切になります。

 

材料(1斤)

  • パン用強力粉:250g
  • ぬるま湯:170cc
  • 塩:小さじ1
  • 砂糖:大さじ1
  • ココナッツオイル:大さじ1
  • ドライイースト:3g

 

ぬるま湯以外の分量をまとめて混ぜあわして、フードプロセッサーを利用するなら回しながらぬるま湯を少量ずつ投入していきます。

手ごねの場合は、ボールに入れた状態でぬるま湯を対してある程度まとまったら、取り出してから捏ねます。

生地の状態が、手にベタベタとくっかなくなり、伸びやなになれば捏ねが終了になります。

伸ばしてみてブツっと切れるようならまだ捏ねが足りない証拠です。

1次発酵に入ります。

フードブロセッサーの場合は、モーターの熱を利用するためそのまま放置しますが、保温されている炊飯機の上に置いたりオーブンの発酵機能を利用したりと生地がおおよそ倍くらに膨らむまで発酵させます。

 

 

1次発酵が終われば、生地を取り出して軽く押してガス抜きをします。

ひとまとめにしてベンチタイムを10分程度とり生地を休ませます。

ベンチタイムは、生地を安定させ決めを揃えるたこのひと手間が大切です。

 

 

生地を指でガスを抜くようにしながら押し伸ばしていきます。

広がった生地を3つ折りにしてからまるめて、食パン型にいれます。食パン型にはあらかじめオイルを塗っておきましょう。

 

 

続いて、2次発酵にはいります。

食パン生地を型にれ蓋をした状態で、再び発酵しますが、2次発酵は30度〜40度を保ってしっかり発酵させる必要があるため、オーブンの発酵機能を必ず使う方がよいでしょう。

季節にもよりますが、発酵具合を見ながら1時間くらいはかかります。

2次発酵では、だいたい食パン型の蓋に生地がつく程度いっぱいに膨らんでいれば良い状態です。

オーブン180度で焼き加減を見ながらきつね色になるまで、25分〜30分ほど焼きます。

 

 

焼きあがったら、ケーキクーラーなどを利用して冷ましましょう。

 

食パンは、熱々をちぎりながら食べるのも美味しいですけれど、まず粗熱を冷ましてからのほうが、カットしやすく風味も安定するといった特徴があります。

パン切りは、専用の包丁を使いましょう。

グローバルのパン切り包丁は、ハード系のパンからソフトな食パンまで力を入れずい綺麗にカットできる、私のお気に入りです。

食パンの保存は、1斤用のケースがあるとかなり便利です。

私は「OXO(オクソー)」のポップコンテナ「ビックスクエア(ショート)」を使っていて、正方形の1斤食パンにちょうど良い大きさと、センターのボタンを押すと蓋が開閉する密閉式なので優秀なデザインが気に入っています。

 

食パンの材料を好みにアレンジ

基本の食パン作りに慣れてきたら、材料の「ぬるま湯を牛乳」にしたり「ココナッツオイルをバター」にしたり、生クリームや卵を加えてホテル仕様のような贅沢な食パン作りにアレンジしてみるのも良いでしょう。

パン用の強力粉をフランスパン用にしてみると、ハード系の食パンができます。

食パン作りは、慣れてくるとホームベーカリーを使うよりも時短で手早くできるためおすすめです。

 

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