いまやカマンベールチーズは、めずらしいチーズじゃなくなっていますね。
日本の大手メーカーからも販売されていてのスーパーのチーズコーナーにパッケージが鎮座しているので、食べたことがあるのではないでしょうか?
チーズ好きは、やはり輸入のナチュラルチーズをいろいろと試したくなるのもです。
私はそれほどカマンベールチーズには、興味がないけれどそんな私も「ル・ルスティック(Le Rustique)」のカマンベールだけは、好んで食べています。
その中で、さらにおすすめなのが「グラスフェットのカマンベールチーズ」です。
期間限定で販売され、春になると気になってしょうがないので、ちょっと値が張っても買ってしまいますね。
グラスフェットのカマンベールチーズって?
グラスフェット(grass-fed)とは「牧草飼育」という意味で、環境の良い牧場に放された牛さん達が、自由に牧草を食べて育てらているということです。
チーズだけでなく「グラスフェットビーフ」「グラスフェッドバター」なんかも聞いたことがあるのではないでしょうか?
放牧されている牛さん達には、ストレスがないことや食べている牧草の種類によって環境が異なり、味や風味に個性があるということが伺えます。
なんとなく、人工飼育よりも栄養面でも豊かな気がしますね。
グラスフェットとグレインフェッドのちがい
ちなみに「グラスフェット(grass-fed)」でとは別に「グレインフェッド(grain-fed)」という飼育方法もあります。
グレインフェッドとは、ある程度牧草で育てたあとに、出荷前の一定期間を穀物の飼料を人工的に与える育て方です。そうすることで、より栄養バランスがとれた牛さんの肉は、柔らかい霜降り肉となります。
そのことから、バターやチーズの品質を選ぶときには「グラスフェッド」が、ひとつの目安になるのでしょう。
ル・ルスティック(Le Rustique)について
ところで、私がお気に入りのカマンベールチーズはというと、フランス最大のチーズメーカー「ル・ルスティック(Le Rustique)」です。
もちろん、他にも美味しいカマンベールは、沢山あります。
でも日本で気軽に購入できるメーカーって限られてしまうので、その中では「ル・ルスティック」が良いかなという感じなのです。
フランス・ノルマンディー地方に伝わる伝統的なカマンベールの技術をもとに制作されている、高品質なカマンバールといえば「ル・ルスティック」と思って良いでしょう。
カマンベールって、どれも似たような味じゃないの?
カマンベールは、あんまり好きじゃないな〜っていう方に試してもらいたいチーズです。
プランタンパッケージ(Emballage Printemps)
「ル・ルスティック(Le Rustique)」のカマンベールの中でも、グリーンの文字で「de Printemps」と書かれたパッケージが、日本では春先に販売されます。
だいたい、5月頃までは売っているので目にしたら試してみてください。
これこそが、グラスフェッド・カマンベールチーズです。
春の芽吹いた牧草を食べて育った牛さんから取れた牛乳を使ったカマンベールですよ!という、わかりやすいパッケージになっています。
グラスフェッドだけあって、味や風味が毎年異なっている気がしますが、シーズンものとして楽しみなカマンベール です。
ル・ルスティック(Le Rustique)の他の商品
「ル・ルスティック(Le Rustique)」は、カマンベール以外にも、ウォッシュタイプの「プチ マンテール」とカマンベールよりマイルドな「ブリー」もあります。
より匂いと味が癖のある方が、お好みなら「プチ マンテール」で、あんまりチーズを食べ慣れていない方は「ブリー」が、食べやすくておすすめです。
ちなみに、チーズ大好きな私でも「プチ マンテール」は、かなり個性的だったので、だいたいは普通に「カマンベール」選択します。
カマンベールは、そのまま食べるだけでなく、焼いたり、衣をつけであげたり、または、メイプルシロップや蜂蜜をかけたりと食べ方のバリエーションが豊富ですね。
ちょっと、いつもより美味しいカマンベールを食べたいなと思ったら、赤いギンガムチェックが目印の「ル・ルスティック(Le Rustique)」を覚えておきましょう。